
タロットを独学で覚える順番。最初の1か月にやること
タロットを覚えたいけれど、カードは78枚もあります。教室に通わなくても、順番を決めれば、独学でも進められます。
この記事では、占い師を目指す人がタロットを独学で覚えるときの順番を、最初の1か月の過ごし方としてまとめました。
0178枚を一度に覚えようとしない

独学で止まってしまう一番の原因は、最初から全部を覚えようとすることです。意味を一枚ずつ暗記しても、使う場面がないと残りにくくなります。
タロットは大アルカナ22枚と、小アルカナ56枚でできています。まずは大アルカナの22枚だけに絞りましょう。物語の流れがあるので、順番に追うと、前後の関係から覚えやすくなります。
021枚引きで、カードの絵を言葉にする
最初の練習は、毎日1枚だけ引くことです。引いたカードの絵を、本の説明を読む前に、まず自分の言葉で書きます。
- 人は何をしているか、どんな表情か
- 色は明るいか、暗いか
- 目につくものは何か
- 自分はどんな気持ちになるか
そのあとで、本に書かれた意味を読み、自分の印象と比べます。印象が違っても問題ありません。違いに気づくこと自体が学びになります。
03本は1冊に決めて、ノートをつくる

入門の本は、何冊も買うより1冊を繰り返し読むほうが、意味がぶれません。本によって解釈が少しずつ違うので、複数を同時に読むと混乱しやすいからです。
ノートには、カードごとに次のことを書いておきます。
- カードの名前と、絵の印象
- 本に書かれた基本の意味
- 正位置と逆位置で、気づきやすいこと
- 自分の言葉でひとことにしたもの
逆位置は、悪い意味と決めつけず、気づきのきっかけとして書くのがおすすめです。のちに相談者へ伝えるときも、不安をあおらない言い方につながります。
042週目から、2枚と3枚の並びを読む
1週間ほど1枚引きを続けたら、2枚、3枚と枚数を増やします。3枚の並びは、過去・現在・未来のように、時間の流れで読む方法がよく使われます。
並べたら、1枚ずつの意味を足すのではなく、物語としてつなげて読んでみましょう。この札がこう動くから、次の札につながる、というように声に出してみると、文章が組み立てやすくなります。
自分のことだけでなく、架空の相談を決めて練習するのも役に立ちます。たとえば、仕事で迷っている人、人間関係で悩んでいる人、という設定です。
053週目から、人に向けて鑑定の練習をする

ひとりで読めるようになったら、友人や家族に頼んで、実際に鑑定の練習をします。ここで初めて、相手に伝わる言葉を選ぶ難しさに出会います。
練習のときは、断定する言い方を避けましょう。必ず当たると言い切るのではなく、こういう見かたもできます、と選択肢として示す形にします。また、体や心の不調、お金や法律に関わる悩みは、占いでは扱わず、専門の窓口を案内するのが基本です。
練習が終わったら、感想を聞いてノートに残します。伝わった言葉と、伝わらなかった言葉の記録が、のちの面談や文章審査の準備になります。
06つまずきやすい3つの場面と、立て直し方
独学の途中で止まってしまう場面は、だいたい決まっています。
- 意味が覚えられず、嫌になる:全部を覚えようとせず、その日に引いた1枚だけに集中します。覚えるのは、翌日に回してかまいません。
- 本の意味と自分の印象がずれて、不安になる:ずれは間違いではありません。ノートに両方を書いておけば、読み方の幅が広がります。
- 続ける時間がとれない:1日5分でも、カードに触れる日を続けるほうが、週末にまとめて長くやるより定着しやすくなります。
学ぶ時間を決めておくのも役に立ちます。寝る前の10分、朝のお茶の時間など、生活の中に置いておくと続けやすくなります。
調子の悪い日は、無理に進めず、カードを眺めるだけで終えてもかまいません。
小アルカナの56枚は、大アルカナに慣れてから少しずつ加えます。4つのスートの性質(棒、聖杯、剣、金貨)をまず大きくつかみ、数のカードの意味は、その流れのなかで覚えると理解しやすくなります。宮廷カードは人物のカードなので、身近な人の顔を重ねて考える人もいます。
学ぶ本や動画はたくさんありますが、解釈は出所によって少しずつ違います。違いに出会ったときは、どれが正しいかを決めるより、なぜ違うのかを考えてみると、読み方の理解が深まります。
最初の1か月が終わったら、ノートを最初から読み返してみましょう。引いたカードの数、絵の印象の変化、うまく言葉にできた場面が、目に見える形で残っています。続けてきたことが、次の1か月の自信になります。
当てることより、伝わることを目指す
!point 当てることより、伝わることを目指す
占い師の仕事で求められるのは、カードの意味を言い当てることだけではありません。相談者の話を聞いて、分かる言葉で返すことです。独学の練習のなかでも、読み方と同じくらい、伝え方の練習を入れてみてください。
この記事のまとめ
- 最初は大アルカナ22枚に絞る
- 毎日1枚引き、絵の印象を自分の言葉で書いてから本を読む
- 本は1冊に決めて、カードごとにノートをつくる
- 3週目から、人に向けて鑑定の練習をして記録を残す

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