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机の上の閉じたノートとお茶

占い師になる読む時間 7分2026年11月8日

受けられない相談の、ていねいな断り方。占い師の線引きと言葉

占い師をしていると、受けられない相談に出会うことがあります。断ることに罪悪感を持つ人も多いのですが、無理に応じてしまうと、相談者にも自分にも負担がかかります。

この記事では、受けられない相談の線引きと、相手を傷つけにくい断り方をまとめます。禁止事項の具体的な内容は所属先ごとに違うので、まず会社の規約を確かめてください。

01占い師が受けられない相談の例

受けられない相談は、おおまかに次のようなものです。

  • 病気の診断や、薬、治療の判断
  • 法律や税金など、専門家の判断が必要なこと
  • 投資など、お金の損得を決めること
  • 他人の個人情報を探ること
  • 自分や他人を傷つけるおそれのある内容

占いは未来を断言するものではなく、気づきのきっかけを渡す仕事です。医療や法律の判断を占いで代わりに行うことはできません。

規約でどこまでが禁止なのかは、会社によって異なります。迷うときは、独断で決めずに所属先に確かめる習慣をつけると安心です。

02断る前に確かめたい3つのこと

画面を見ながら相談内容を考える女性

断る前に、いったん落ち着いて確認します。

  1. 相談の中心は何か(聞かれたことの本当の意味)
  2. 占いとして扱える部分があるか
  3. 所属先の規約に当てはまるか

たとえば、体調の相談に見えても、本当は不安な気持ちを聞いてほしいだけ、ということもあります。この場合は、診断はできないと伝えたうえで、気持ちの面の相談は受けられます。

全部を断る前に、扱える部分を探すと、相談者の気持ちを置き去りにせずに済みます。

03相手を傷つけにくい断り方の形

スマホで断りの返信を書く手元

断り方には型があります。理由、できること、案内の順に伝えると、冷たい印象を避けられます。

医療のとき体の状態については、占いでは判断ができません。気になる症状があれば、医療機関で相談してみてください。気持ちの面でお話しできることがあれば、続けますね。
他人を探るときその方の個人的なことを調べるお手伝いはできません。ご自身の気持ちや、今できる関わり方でしたらご一緒に見ていけます。
避けたい形それは占いの範囲ではないので、お答えできません。

04危機を感じる相談のときの動き方

相談のなかで、自分や他人を傷つけたい気持ちが語られたり、強い危機が心配されたりすることがあります。そのときは、占いで解決しようとしてはいけません。

占いより先に、安全を考える

所属先の規則に沿って対応し、必要に応じて報告します。そのうえで、医療機関や公的な相談窓口に連絡することをすすめます。相談者が一人で抱え込まないように、落ち着いた声で伝えます。

断ることと見放すことは違います。気持ちは受けとめつつ、占い師としてできる範囲を伝える姿勢を大切にします。

05断ったあとの、自分の気持ちの整え方

夜に一息つく占い師の女性

断ったあとで、あれで良かったのかと悩むことがあります。そんなときは、次の点を振り返ります。

  1. 規約や線引きに沿って対応できたか
  2. 相手に理由と案内を伝えられたか
  3. 自分の気持ちが疲れていないか

うまくいかなかったと感じる場面があっても、次に活かせば十分です。言い方の型は、使うたびに自分の言葉として整えていけます。

難しいケースは、一人で抱えず、所属先の窓口や同僚に相談します。断る力は、長く占い師を続けるための大切な技術のひとつです。

06断り方を自分の言葉にしていく

例文は、そのまま使うのではなく、自分の話し方に合わせて整えます。堅い言葉が合う人もいれば、やわらかい言い回しが合う人もいます。

自分の言葉にするときは、次の三つを残すようにします。

  1. できない理由を、短く正直に伝える
  2. 相談者の気持ちは受けとめたと示す
  3. ほかにできること、または相談先を伝える

この三つがそろっていれば、言葉の選び方が違っても、相手に伝わります。

あらかじめ、よくある場面ごとに断りの文を用意しておくと、慌てずに済みます。急に難しい相談が来たとき、考える時間が足りないと、強い言葉になってしまうことがあるからです。

用意した文は、ときどき読み返して、きつい印象がないか確かめます。相談者の立場で読んで、突き放された感じがしないかを見ます。

また、断った場面を記録しておくと、同じ状況で迷ったときの手がかりになります。相談者の個人情報は書かず、どんな種類の相談だったか、どう伝えたか、所属先にどう報告したかを、短く残します。

断ることに慣れていない時期は、後から何度も思い返してしまうものです。そのときは、相談者の安全と、自分の安全の両方を守れたかどうかを基準にします。

線引きに迷う相談は、その場で結論を出さず、所属先に確かめてから返事をすることもできます。少し待ってもらうことは、失礼にはなりません。むしろ、あいまいなまま引き受けて後で困るよりも、相談者のためになります。

規約が変わることもあるので、定期的に読み直す習慣をつけておくと安心です。

この記事のまとめ

  • 医療、法律、お金の判断、個人情報の調査、危険な内容は受けられない
  • 断る前に、相談の中心と、扱える部分を確かめる
  • 理由、できること、案内の順に伝える
  • 危機を感じたら、所属先の規則に沿い、医療機関や公的な相談窓口をすすめる

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