
タロットの逆位置の意味。こわがらなくていい理由
タロットを引いたら、カードが逆さまに出た。それだけで、悪いことが起きるのかと心がざわついた経験はありませんか。
結論から言うと、逆位置は悪い知らせではありません。この記事では、逆位置の考え方と、落ち着いて読むための方法を紹介します。
01逆位置は、悪い結果ではなく見直しの合図

逆位置とは、カードの上下が逆になって出た状態のことです。正位置に対する言い方で、タロットの読み方の約束事のひとつです。
逆位置には、決まったひとつの意味があるわけではなく、流派や占い師によって考え方が少しずつ違います。ただ、共通しているのは、不幸の予告ではなく、気づきのきっかけとして読む点です。
たとえば、見直す、ゆっくりする、別の角度から見る、気持ちが内側に向いている。こう読むと、逆位置は今の自分を知るための大切なヒントになります。
02逆位置の読み方は、主に3つある
逆位置の読み方には、大きく分けて3つのパターンがあります。どれを使うかは決まっていませんが、自分に合う読み方を持っておくと迷いにくくなります。
- 意味が弱まる、まだ育っていない読み方
- 意味が行きすぎている、あふれている読み方
- 意味が内側に向かっている、見えにくい読み方
たとえば、太陽は喜びや素直さのカードです。逆位置なら、少し疲れが出ていて、喜びが弱まっているのかもしれません。あるいは、はしゃぎすぎて空回りしている状態、とも読めます。どちらの読みが当てはまるかは、質問と自分の状況で決めます。
03逆位置のカードを、いくつか読んでみる

実際の読み方の例を、大アルカナから見てみます。意味は一例で、読み方は人によって変わります。
どれも、責める言葉ではなく、次の一歩を教えてくれる言葉です。逆位置は、いま足りないものや整えたいものを教えてくれるカードと捉えると、前向きに読めます。
04死神・塔・悪魔が逆位置で出たとき
名前や絵が強く見える死神、塔、悪魔のカードは、逆位置で出ると特に不安になりがちです。
死神は、終わりと再出発のカードです。逆位置なら、変わることをためらっている、区切りをつけきれずにいる、と読めます。塔は、気づきや方向転換のカードで、逆位置なら変化を先のばしにしている状態と読めます。悪魔は、こだわりや習慣のカードで、逆位置なら、そこから離れるタイミングが近いと読む人もいます。
どのカードも、不幸が起きる前兆ではありません。心に引っかかっていることに気づくための入り口です。
05逆位置を使わない、という選び方も大丈夫
逆位置を採用するかどうかは、自分で決めてよいことです。初心者のうちは、正位置だけで読む人も多くいます。
逆位置を使わない方法
カードを混ぜるときに、向きを揃えて、すべて正位置にして引く方法です。意味を覚える量が半分ほどになり、絵の印象をじっくり見る時間が増えます。慣れてから、逆位置を加えても遅くありません。
逆位置を使うと、読み方に幅が出ます。使わないと、シンプルで続けやすくなります。どちらが優れているということはありません。
06逆位置が出たあとの行動の決め方

逆位置が出たときは、次の3つを順番に考えてみてください。
- カードの絵を見て、最初に浮かんだ感情をひとことで書く
- その感情が、いまの状況のどこに当てはまるかを探す
- 今日できる小さな行動をひとつ決める
たとえば、疲れた印象を受けたなら、予定をひとつ減らす、早めに寝る、といった行動です。逆位置を、休んでもいいというお知らせとして受け取れば、気持ちが軽くなります。
どうしても不安が消えないときや、気持ちが重い状態が続くときは、占いだけで解決しようとせず、身近な人や医療機関、公的な相談窓口に話してみてください。タロットは、気持ちを整理するための道具です。
また、自分では読みきれないと感じたら、占い師に相談する方法もあります。逆位置が出ても、慌てなくて大丈夫です。落ち着いて、ヒントを受け取ってください。
逆位置を読むときに役立つ問いかけも、2つ紹介します。読み方に迷ったら、次の2つを自分に聞いてみてください。
- このカードの良い意味が、今の自分には出しにくい状態か
- このカードの良い意味を、出しすぎて疲れていないか
どちらかに当てはまるなら、逆位置はそのバランスを教えてくれています。当てはまるものがなければ、無理に答えを見つけなくても構いません。今日はそっとしておく、という選び方もあります。
この記事のまとめ
- 逆位置は不幸の予告ではなく、見直しや気づきの合図
- 弱まる、行きすぎる、内側に向かう、の3つの読み方がある
- 強い名前のカードの逆位置も、変化の入り口として読める
- 逆位置を使うかどうかは自分で決めてよい

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