
占い師としての目標の立て方。数字に頼らない3つの軸
占い師としてやっていこうと決めたとき、目標をどう立てればいいのかで迷う人は多くいます。収入や相談者の数といった、数字の目標を立てたくなる気持ちもあるでしょう。
ただし、占い師の働き方は、会社や時期、鑑定の内容によって大きく変わります。この記事では、数字に頼らず、自分で測れる3つの軸で目標を立てる方法を紹介します。
01数字の目標が、うまくいかない理由
件数や収入の数字は、分かりやすい目標に見えます。けれど占い師の場合、自分の努力だけでは動かせない部分が大きく関わります。
たとえば、相談者がどのくらい来るかは、時期や会社の状況、その時々の巡り合わせにも左右されます。数字が思うように動かないと、自分が足りないのだと感じて、気持ちが沈みやすくなります。
また、数字を追うあまり、相談者に不要な延長を勧めたくなるなど、鑑定の質を損なうおそれもあります。数字は結果であって、直接コントロールできる目標とは言いにくいのです。
02立てやすい3つの軸

そこでおすすめなのが、自分の行動に置きかえられる、次の3つの軸です。
- 鑑定の質:聞く力・伝える力・占術の理解を磨く
- 続けやすさ:体調・生活・気持ちの面で、無理なく続けられる形を整える
- 得意分野:自分に向いている相談を見つけ、深める
どれも、自分の行動で変えられる部分です。結果として相談者が増えるかどうかは、これらを整えたあとについてくるものと考えます。
03軸ごとに、小さな目標へ分ける

軸が決まったら、行動の目標に分けます。大きな目標を、手の届く大きさに切り分けるイメージです。
目標の作り方のコツは、次の3つです。
- 一か月以内に、やったかどうかを確認できる
- 他人の反応に左右されず、自分で実行できる
- 一度に増やさず、軸ごとに1つだけ選ぶ
いくつも立てすぎると、ふり返りが難しくなります。まずは軸ごとに1つ、合計3つまでにしましょう。
04見直しの頻度とタイミング
目標は、立てたら終わりではありません。見直す機会を先に決めておきます。
- 月に一度:目標を実行できたかを確認する
- 3か月に一度:軸の中身が今の自分に合っているかを確認する
- 半年〜1年に一度:働き方全体を見直す
できなかった月があっても、気にしすぎないでください。なぜできなかったのかを考えると、目標が大きすぎた、生活の都合に合わなかった、といった理由が見えてきます。
達成できなかった目標は、書き直すだけでいい
目標を変えるのは、あきらめることではありません。今の自分に合うよう、サイズを調整する作業です。
05他人と比べそうになったときの考え方

SNSなどで他の占い師の活躍を見ると、自分と比べて落ち込むことがあります。けれど、見えているのは、その人の一部分だけです。生活の状況も、働ける時間も、占う分野も、人によって違います。
比べたくなったときは、次のように考えてみてください。
- 自分と同じ条件ではないことを、思い出す
- 取り入れたい部分だけを、ひとつ見つける
- 自分の3つの軸に戻り、今月の目標を確認する
他の人のよいところから学ぶことは、悪いことではありません。大切なのは、他人の物差しで自分の目標を決めないことです。
目標は、占い師としての自分が、どんなふうに鑑定を続けていたいかを描くためのものです。数字より先に、そのイメージを言葉にしてみましょう。
06立ち止まりたいときの、目標の考え方
忙しい時期や、体調がすぐれない時期は、目標を立てること自体が負担になります。そんなときは、目標を下げて構いません。
たとえば、今月は鑑定を続けること自体を目標にする、という選び方もあります。続けていれば、そのうち力が戻ってくる時期が来ます。
また、休むことを目標に入れても構いません。休みを計画に入れておくと、疲れをため込む前に調整できます。
目標は、自分を追い込むための道具ではありません。今の自分にとって、少し先の道を見やすくするための、目印のようなものです。
もし目標がうまく立てられないときは、半年前の自分に何を伝えたいかを書いてみてください。そこから、自分が大切にしてきたことが見えてきます。その中から、今月試せる小さな行動をひとつ選ぶだけで十分です。
最後に、目標を誰かに話してみることもおすすめです。声に出すと、頭の中だけで考えていたときよりも、輪郭がはっきりします。信頼できる友人や、同じ仕事の仲間に、今月の目標を一つだけ伝えてみてください。
相手に評価してもらうためではなく、自分の確認のために話すのがポイントです。
この記事のまとめ
- 件数や収入の数字は、自分の努力だけで動かせない
- 軸は、鑑定の質・続けやすさ・得意分野の3つ
- 目標は1か月で確認できる行動に分け、軸ごとに1つだけ選ぶ
- 月・3か月・半年から1年で見直し、他人の物差しで決めない

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