
西洋占星術の学び方。何を見る占いか、学ぶ順番の考え方
西洋占星術は、生まれたときの空の星の配置をもとに、人の性格や、時期ごとの流れを読み解こうとする占いです。星座占いで親しまれている12星座も、この占星術から来ています。
学び始めると、覚えることの多さに驚く人がいます。この記事では、何を見る占いなのかを整理したうえで、学ぶ順番の一般的な考え方をまとめました。特定の教材や講座を勧めるものではありません。
01西洋占星術が見ているもの
西洋占星術では、主に次の要素を組み合わせて読みます。
- 天体:太陽・月・水星・金星・火星など、それぞれが性質を表す
- 星座:天体がどの12星座の位置にあるか。性質の出方を表す
- ハウス:生まれた場所と時間から決まる、生活の場面の区分
- アスペクト:天体どうしの角度の関係。性質のつながり方を表す
これらを組み合わせて描いた図を、ホロスコープと呼びます。天体が登場人物、星座がその人の振る舞い方、ハウスが舞台、アスペクトが人物どうしの関係、と例えると、全体像をつかみやすくなります。
なお、占星術は、科学的に効果が証明された方法ではありません。人の気持ちを整理するための、古くから続く読み解きの文化として学びましょう。
02学ぶ順番の一般的な考え方

最初から全部を覚えようとすると、途中でつまずきやすくなります。一般的には、大きなものから細かいものへ、という順番で進めます。
- 12星座の性質と、4つの区分(火・地・風・水)を知る
- 太陽・月・主な天体が、何を表すかを覚える
- 自分のホロスコープで、天体がどの星座にあるかを見る
- ハウスの意味を、生活の場面と結びつけて覚える
- アスペクトの考え方を学ぶ
星座占いで知られる太陽星座は、全体の一部にすぎません。まず太陽と月の2つを読めるようになるだけでも、鑑定の幅は広がります。
03自分のホロスコープから、読む練習を始める

最初の教材として使いやすいのは、自分自身の図です。生まれた日・時間・場所を使って、無料の作成ツールなどで図を出し、天体の位置を一つずつ確かめます。
時間が分からない場合は、ハウスを使わず、星座と天体の関係だけを読むことから始めてください。
読むときは、一つの要素だけで性格を決めつけないことが大切です。複数の要素を重ねて、どんな傾向があるかを文章にしてみましょう。
読んだ内容は、自分の経験と照らし合わせる
当てはまる部分と、そうでない部分の両方を書き出すと、占星術の見方が自分の中で育ちます。当たり外れだけで判断しないでください。
04鑑定で使うまでに、つまずきやすい点
学び始めた人が、よくつまずく点があります。
- 専門用語が多く、相談者に説明するときに難しくなる
- 要素が多すぎて、結論がまとまらない
- 当てはめ過ぎて、相談者の話を聞けなくなる
鑑定では、ホロスコープのすべてを話す必要はありません。相談者の悩みに関係する部分だけを選び、やさしい言葉で伝えます。
05実際の鑑定に近づける練習

ホロスコープを読めるようになったら、人に向けて話す練習に進みます。友人の許可を得て、誕生日から読みとれる傾向を話し、その人の感想を聞いてみてください。
その際、次の3点を意識してください。
- 断定せず、そういう傾向がある、という言い方にする
- 不安をあおる表現を避ける
- 話したあとに、相手の感想を聞く
学びには終わりがなく、続けるほど読み方が深まります。まずは小さな範囲を確実にし、少しずつ広げていきましょう。
06流派や考え方の違いと、続け方
西洋占星術には、いくつかの考え方があります。ハウスの区切り方や、使う天体の種類、時期を読む方法などは、流派によって異なります。
最初からすべてを比べると混乱するので、ひとつの考え方を軸に学び、慣れてから他の考え方に目を向けるのがおすすめです。違いに気づいたときは、どこが違うのかを書き出しておくと、理解が深まります。
また、星の動きは毎日変わります。今日の空の様子を、短くメモする習慣をつけると、天体の動きと日々の出来事を結びつけて考えられるようになります。
ただし、星の動きと出来事を結びつけることは、偶然の一致を拾いやすい面もあります。当てはまった例だけでなく、当てはまらなかった例も書き残して、偏りに気づくようにしてください。
学びは数か月から数年かけて、少しずつ深まっていきます。焦らず、自分の速さで進めましょう。
学びの途中で、読める要素が増えるほど、相談者に何を伝えるか迷うことがあります。そんなときは、相談者が知りたい一点に戻ってください。星の知識を披露する場ではなく、相談者の気持ちを整理する場であることを、忘れないようにしましょう。
この記事のまとめ
- 西洋占星術は、天体・星座・ハウス・アスペクトを組み合わせて読む
- 順番は、星座と天体の意味から、ハウス、アスペクトへ
- 最初の教材は、自分のホロスコープ。結果は経験と照らし合わせる
- 鑑定では全部を話さず、悩みに関係する部分をやさしい言葉で伝える

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