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鍵のついた引き出しとノート

占い師になる読む時間 7分2026年11月8日

占い師の守秘義務と、相談者の個人情報の扱い方

占い師は、人に言えない悩みを預かる仕事です。恋、家族、仕事、お金。相談者は、誰にも話せない気持ちを打ち明けています。

だからこそ、話を守る心がまえが欠かせません。この記事では、守秘義務の考え方と、個人情報を扱うときの日々の実践をまとめました。

01守秘義務は、相談者が安心して話すための土台です

相談者の話を静かに聞く占い師

守秘義務とは、仕事で知った他人の秘密を、むやみに外へ話さない約束のことです。占い師の場合、契約している会社の規約に定められていることがほとんどです。

法律上の細かな扱いは、状況によって変わります。ここでは、相談者の話は守るもの、という基本の姿勢を共有することを目的にします。規約の内容は会社ごとに違うので、必ず自分が登録している会社の規約を読んでください。

02個人情報とは何か。名前だけではありません

個人情報と聞くと、名前や住所を思い浮かべるかもしれません。けれど、鑑定では、生年月日、勤務先の特徴、家族構成、恋人の状況など、組み合わせると個人が分かる情報も含まれます。

日本には、個人情報の取り扱いについて定めた個人情報保護法があります。事業として情報を扱う側には、守るべきルールがあるという考え方です。細かな解釈や、自分が当てはまるかどうかは、登録先の会社の案内や、専門家に確かめてください。

個人が分かるかどうかで考える

その情報を見た人が、誰のことか分かるかどうか。迷ったときは、この基準で、扱いを慎重にします。

03日々の実践その1。話さない、書き残さない

スマホを伏せて鑑定のあとに気持ちを切りかえる女性

鑑定で聞いた話は、家族や友人にも話さないのが原則です。名前を出さなくても、特徴が重なれば誰かは分かってしまいます。SNSに、こんな相談があった、と書くことも、避けたほうがよいでしょう。

記録が必要なときは、個人が分からない形にします。

  • 名前、連絡先、勤務先の名前は書かない
  • 相談の内容は、20代の女性の恋愛相談、のように抽象化する
  • 紙のメモは、鑑定のあとに保管場所を決めるか、処分する

練習の記録も同じです。協力してくれた友人の話を、そのまま残さないようにしてください。

04日々の実践その2。聞きすぎない、持ち出さない

鑑定に必要のない情報は、聞かないのも守り方のひとつです。住所、詳しい勤務先、第三者の連絡先などは、占う内容に関係がなければ尋ねません。

相談者が自分から話した場合でも、記録には残さないことが基本です。会社が用意した画面やツールの外に、相談者とのやりとりを持ち出すことは、避けましょう。個人的な連絡先の交換を求められたときは、会社の規約に従って断ります。

05環境を整える。声が聞こえない・画面が見えない部屋で

鍵のかかる引き出しにノートを片づける女性

電話占いなら、通話が家族に聞こえない部屋を選びます。チャットなら、画面を他の人にのぞかれない場所で行います。待機中の端末にパスワードをかけることも基本です。

端末の共有は避け、画面を開いたまま席を離れないようにしてください。紛失や不審な連絡があったときは、会社に早めに報告しましょう。

迷ったとき、もし分からないことがあれば、自分で判断せずに、会社のサポート窓口に聞くのが確実です。

06守ることと、伝えることのバランス

守秘義務は、何があっても話してはいけない、という意味ではありません。相談者の安全に関わるような話を聞いたときは、占いの範囲を超えているので、会社の決まりに沿って対応します。

どう対応するかは、会社の規約に書かれていることが多くあります。命に関わる話や、他者への危害をほのめかす話を受けたときの連絡先や手順を、あらかじめ確認しておきましょう。分からない場合は、会社の窓口に問い合わせて確かめてください。

  • 相談者の安全に関わる話は、ひとりで判断せず会社に相談する
  • 相談者本人にも、専門の相談窓口があることを伝える
  • 自分の判断で、外部の人に連絡しない

守るべき場面と、会社や専門窓口につなぐ場面があります。その見分けがつかないときは、ひとりで抱えず、決まりに沿って相談するのが、相談者にも自分にも安全です。

相談者の話を守る姿勢は、信頼の土台になります。丁寧に守ることで、相談者は安心して本当の悩みを話せるようになります。

規約は、更新されることがあります。登録したあとも、お知らせの確認を習慣にして、変更があれば読み直してください。

迷ったときの合言葉

話さない、書かない、持ち出さない。この三つを思い出せば、多くの場面で、相談者を守る判断ができます。

練習の段階から、習慣にしておくと、仕事を始めてからも自然に守れます。友人に鑑定の練習をお願いするときも、話した内容を外で話さないことを、最初に約束しておきましょう。

守る習慣は、相談者のためだけでなく、占い師自身の信頼を守ることにもつながります。

個人情報の扱いに不安があるときは、鑑定の前に会社の案内をもう一度読み返してください。確認する習慣が、いざというときの落ち着いた判断につながります。

この記事のまとめ

  • 相談者の話は守るもの。規約は会社ごとに違うので必ず読む
  • 組み合わせて個人が分かる情報も、個人情報として慎重に扱う
  • 話さない、書き残さない、聞きすぎない、持ち出さない
  • 迷ったら、自己判断せず会社の窓口に確かめる

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